ボランティアツアーの歴史

ボランティアツアーという言葉が誕生したのは、2011年。
東日本大震災から約2ヶ月後にあたるゴールデンウィークにバスで
活動に行くということを旅行会社が企画したことからです。

それ以前からも海外などボランティアが必要な地域に日程を区切って行うツアーはありましたが、
名称として社会的に認知されるようになったのはやはり東日本大震災が大きなきっかけであったようです。

このツアー型で企画された背景は以下のことがあげられます。
・頻繁に行われていた個人単位でのボランティア活動を希望している人が多かった。
・そのため、現地の担当者が人数の把握などが出来ず、収集つけられなくなる。
・活動者が大量に押し寄せてきたがために、被災者に必要な支援物資がとどきにくくなったという問題が生じた。
・基幹道路の多くが壊滅的な打撃を受けているにも関わらず、自家用車で活動する人が圧倒的に多く、大渋滞及びガソリン不足が起こっていた。

そこで宿泊場所の確保や活動者用の食料を持ち込むことができる
バスでのボランティアツアーは大変有用に機能をしたというわけです。

ツアーのメリット

このような災害時でのボランティアや、海外の自然保護などを目的とした場合には、
ツアーとしてまとまって行動することで効率的に活動することが出来ます。

たとえ善意で行うことであっても、十分な住居環境や食料がない場所に個別バラバラに訪れられてしまうと、
受け入れをすることができずに返って大きな混乱がおきてしまいます。そこで滞在日数を限定し、
やるべきことをきちんと明確にしてその目標を達成するために人を集めるツアーが便利というわけです。

一方で、参加する側にとっても出発日と帰宅時間が読みやすいボランティアツアーは気軽に参加できる
便利な形態です。普段はフルタイムで仕事をしているけれども、連休を利用して活動に参加したいという人に
とっては、日数が限定されたツアーは気軽に申し込みをすることができるのも特長です。