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傾聴ボランティアとは?

ボランティア活動をするときには、何らかの技術や知識が必要なこともあります。
ですが、基本的にはボランティアとはそれを受ける人の身になり心身を助けるための行動をするために行うものです。
そうしたボランティアの基本的な意義を体現していると言えるのが「傾聴ボランティア」です。

傾聴ボランティアとは文字通り相手の話をよく聞くということを仕事内容にするものとなります。
ただ人の話を聞くだけがどうしてボランティアになるのかと思うかもしれませんが、人との関わりの中で
相手の話をきちんと聞くということはなかなか難しいこともあり、通常の生活の中ではそれを受けることが
出来ないという人もいます。

傾聴ボランティアではただ単に話を聞くということではなく、
それを話す人の身になって心に寄り添うということが仕事内容になります。

傾聴ボランティアは無資格のままでもできますが、より的確に業務を行うため
「傾聴ボランティア養成講座」として事前に研修を受けるということもできます。

傾聴ボランティアとよく似たものにカウンセリングがありますが、カウンセリングの場合には
相手の話を受けて何らかの解決策をアドバイスしたり必要な機関への連絡などをしていくの対し、
傾聴ボランティアではそこまでのことをすることはあまりありません。

むしろ相手の相談を受けてあれこれと指示をしたりアドバイスをしたりすることなく、
ただ話を聞くだけということにその業務の大きな意味があるとも言えます。

傾聴ボランティアの心構え

相談や悩みを受けたとき、ついついその人にとって最善のことは何かということを
自分の視点でとらえて改善策などを告げたくなってしまうものですが、
それはしばしば個人的な価値観からの作為的な内容にもなってしまったりします。

傾聴ボランティアが独自の需要を用いるのはその「アドバイスをしない」という
姿勢そのものが貴重であるからであり、ただ相手の言うことに100%同意するという技術がもとめられてくるのです。
傾聴をすることによって得られる効果としては、相手の心を癒して孤独や不安から開放することができるということです。

心に何らかのわだかまりがある人にとっては、
「こんなことを言っては笑われるのではないか」「大人なのにこんな悩みを持つのは恥ずかしい」というような
引け目から本音を言い出すことができす、それが心に大きな負担を与えてしまう場合があります。

ですので、相手を否定しないことによって本音を引き出しそれにより
心を健康にしていくということが傾聴ボランティアの役目となります。