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ボランティアコーディネーターとは?

ボランティア活動が大きく注目されるきっかけになったのが、過去何度か経験してきた震災です。
震災が起きたときにはすぐにボランティアが募集をされ、その人のスキルや経験にもとづいて
それぞれ適切な場所へ配置されていくことになります。

個人でボランティアとして訪問をすることもできますが、
災害時など一時的に数多くの仕事をしなくてはならないような場所においては
やはり組織としてどう動くかを指揮できるようにするのがよい方法と言えます。

なお、災害時などにはボランティア・コーディネーターと言われる集団としての
ボランティア活動を行うための人が登場し、人材の配置を行うようになります。

ボランティアコーディネーターは、阪神・淡路大震災のときにボランティアを志願した人が
大勢いたにもかかわらずそれを適切に配置することが出来なかったという反省から生まれた資格です。

現在までのところボランティアコーディネーターという名称は資格としてではなく、
研修などによって専門的な学習ができるようになっています。

日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)など大きな団体がメインとなって
業務を担当していることも多く、いくつかの団体がそれぞれに独自の基準を持って
研修・セミナーを開催しています。

活躍の場

災害時以外でも、各自治体組織や福祉団体、病院などの医療機関で
ボランティアコーディネーターの活躍の場所が増えてきています。

災害時には道路状況も悪くなり、宿泊場所なども限定されるなど厳しい環境になります。
そのため特に何の資格もない自分がボランティアに行っても役に立たないのではないかと
思うような人もいるかもしれません。

ですが災害時には資格などは特に必要とされない、物資の運搬や配付、
炊き出しの手伝いといった業務をする人手が必要になったりします。

もちろん医療行為や介護行為、子供の世話といった専門的な知識がある人が行うべきこともあるので、
関連資格がある人はそのことをボランティアコーディネーターに告げるようにしましょう。

災害時のボランティアを行う資格としては、
実務的なスキルもそうですがそれ以上に気持ちや心構えが求められることにもなります。
災害時になると社会的な弱者である高齢者や幼児、障害者はますますつらい状況となってしまいます。

そうした人に対して適切な配慮を行うとともに、公平なボランティア活動を
行っていくことができるかということが災害時には特に強く求められます。