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応急処置の重要性

突然のケガや病気の人を病院に緊急搬送するために救急車を呼んだ場合、
現場に到着するまでの平均時間は約8分と言われています。

地域によってはもっと早く到着する場合がありますが、さらに時間がかかる地域も存在しています。
救急隊員が到着するまでの間に応急処置を施した結果、悪化させずに回復が早かったという
事例も少なくありません。

咄嗟の時に役立つ救命手当や応急手当を知っておくと必ず役立ちます。
赤十字救急法救急員は、ケガや病気に対する応急処置に役立つ知識や技術を習得できる講習です。
ボランティアとして活躍する方には積極的に取得して頂きたい資格です。

赤十字救急法救急員は半日で修了する基礎講習と、2日間に渡って実施する養成講習があります。
どちらも定期的に実施されていますが、事前に申込をしてから受講する必要があります。
満15歳以上の方ならどなたでも申込をして受講できますが、妊娠中の方は必ず専門医に相談をしてから
お申込みをして下さい。受講費として1500~1700円が必要になります。

講習で学べる内容

基礎講習では心肺蘇生法や気道異物除去、AEDの使い方などを学びます。
救急隊員が到着するまでに適切な救命処置が施せる知識と技術力を得るために役立ちます。
例えば、突然心肺停止状態になった時に救急隊員が到着するまで何もできない状態が続くと
重い後遺症が残り、命の危険も伴います。

速やかにAEDを使用することで無事に命が救われた事例がたくさんあります。
基本的にAEDは一般の方でも使用できるように設計されていますが、
いざという時に正しい使い方ができる方は少ないものです。

ボランティア活動中に心肺停止状態になった方が出た場合に
正しい措置を施すことができると、とても心強い存在になります。

養成講習では急病人が発生した時の手当や運搬、三角巾の使い方などの知識や技術を習得します。
基礎講習を修了し、有効期間内の認定証が交付されている方が受講できます。
2日目の最後に実施される検定に合格した方が晴れて赤十字救急法救急員として認定されます。

赤十字救急法救急員を取得していると災害時のボランティアとして大いに活躍できます。
突然発生した災害時にはケガや突然病気を発症する方が急増します。

医師や看護師の数には限界があり、救急隊員もすぐに現場まで駆け付けられなくなって
パニック状態に陥る場合もあります。ボランティアの方が正しい応急処置の知識と技術力を持っていれば、
即戦力として不特定多数の方を勇気づけ、応急処置を施せます。

参考:救急法