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スキルが必要なボランティアがある!?

ボランティアは基本的に「利益を得ることを前提としない活動」というふうになっており、
無償もしくは謝礼として金額を受け取るだけでその業務を行っていくことになります。

しかしながら実際に行うボランティアにおいては、通常の企業活動として業務を行うと
同等かそれ以上の技術やスキルを求められるということも非常によくあります。

むしろ本来ならばそれ相応の金銭を支払って受けるべきサービスのところを、
経済的な事情などで受けることができない人に対し行っていくというのがボランティアというふうにも言えます。

過去の大震災の時などには特に実感された方も多いようですが、自分にできることを本当に生かせる
ボランティア活動というのは案外探すのが難しいものであったりします。

東日本大震災の時に流行した言葉に、
松山千春さんの「知恵があるやつは知恵を出そう、力があるやつは力を出そう、
金があるやつは金を出そう、何もないやつは元気を出そう」といった趣旨の発言がありましたが、
ボランティア活動の根幹にあるのも全くそれと同じ精神です。

やや冷たい言い方に聞こえてしまうかもしれませんが、ボランティアが必要とされる場所にいるのは
本当に困っている人のわけですから、ボランティアとして訪れたけれども出来る仕事もないし
誰かに教えてもらわないと何もできないというような人が来られても逆に迷惑だということにもなりかねません。

「人を助けたい」という気持ちは尊いものですが、気持ちだけでは人は救えないということは
まずしっかりと頭に入れておいた方がよいかもしれません。

ボランティアコーディネーターの仕事

そんな現場のミスマッチを防ぐためには、適切な場所にきちんとその能力を備えた
ボランティアを派遣するための仕事を行う「ボランティアコーディネーター」という存在が必要になります。

○○コーディネーターという言葉は、他にも就職コーディネーターやブライダルコーディネーター、
または臓器移植コーディネーターというようにさまざまな分野に登場してきますが、ボランティアコーディネーターも
同じように、必要な人と与えられる人をマッチングさせるための仕事を行います。

日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)では、初心者から経験者まで広い対象のもと、
このボランティアコーディネーター養成のための講座を都内を中心に開催しています。

ボランティアコーディネーターは講座を受講し試験に合格をすることにより、
検定として1級~3級までの資格として認定されています。ボランティアコーディネーターの必要性が
社会的に認識されてきたこともあり、徐々に受講者数が増えてきています。