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ボランティアの気持ちを利用する人もいる

ボランティアとは、本来利益を追求することなく
自分の持つ労働力やスキルを必要としている人に提供するという高尚な行為のはずです。
おそらくボランティア募集に応募を考える人の多くが、たとえお金をもらえなくても誰かのためになりたい、
誰かの役に立ちたいという純粋な気持ちで立候補をしていることと思います。

ですが、世の中にあるボランティア活動の中には、そのような無償の有志を利用して
自分の利益にしてしまおうとする人もいます。またボランティアを受ける側にも、
タダで働いてもらえるということをよいことにただ自分のために利用をしようと考える人もいます。

そのようなボランティア活動に参加をしてしまうと、むしろ後味が悪く二度とボランティアになんて
参加したくないと感じてしまったりします。ですので、そのような気持ちにならないためにも、
事前に悪質なボランティア組織を見分ける目を養うことが大切になってきます。

実際にあった例として有名なのが、フジテレビが行った24時間テレビでの会場設営です。
フジテレビでは毎年27時間テレビとして特別番組を放送していますが、
そのときの構成の一つに震災ボランティア活動というものがありました。

ところが実際にボランティアとして参加をしてみると、
そこでやらされたことはテレビ番組のためのセットの設営作業だったといいます。

それは明らかに本来アルバイトなど有償の人員を雇って行う労働行為のはずですが、
「ボランティアとして参加している人なんだからどう使ってもよいだろう」という安易な考えで
使われることになった例です。

その後かなりの批判がフジテレビには集まりましたが、担当者がボランティアという言葉の意味や意義を
全く理解せずに行った悪い例としてその後のボランティア活動に大きな影響を与えています。

ボランティアの精神を強くもって

ボランティアはタダ働きと違い、自主的な判断や考えにより誇りを持って活動をすることが前提となります。
アルバイトやパートということで雇われたなら、その仕事をするための設備や用具といったものは
企業側で用意してくれることが当然ですが、ボランティアの場合は全て手弁当で行うということもよくあります。

また自分の身は自分で守るという、自己責任も高く求められます。
それだけに、そんなボランティア精神を踏みにじるようなことを依頼されたとしたら、
思い切ってそのことを断る勇気も必要になるのです。

参加をする私達が一人ひとり、ボランティア精神というものをよく考えた行動をしていきたいですね。