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介護ボランティアの注意点

介護の現場では、かなりたくさんの仕事があることからついつい目の前の作業ばかりにこだわってしまいます。
ですが、介護の仕事では必ずそれを受ける相手がいるため、あまりにも事務的に作業をしてしまうと
相手のプライドを大きく傷つけることになってしまうことがあります。

このような受ける人を無視しての介護作業は、受ける側にとってよくないものであると同時に、
介護をする側にとっても悪い影響を与えてしまうことになります。

その理由は、受ける側に大きなストレスを与えるような介護方法は、相手からのレスポンスを
悪いものにしてしまうので、それが介護をする側にとっても強いストレスになってしまうからです。

相手のことを考えた活動を

その一つの例として、相手のことを理解しようとしない一方的な介護があります。
実際にあった介護の悪い例として反省をしているのが、何を話してもほとんど無反応な人に対して
強い態度をとってしまったということです。

介護の仕事を始めたばかりの頃、お年寄りのペースというものがよくわからないために
自分の意見ばかりを前面に出していました。そのため相手からの反応が自分の思っていたときに起こらなかったときには、
「話を聞いていないんじゃないか?」「聞かれたことに応える気がないんじゃないか?」といったストレスを
感じてしまっていました。

しかし少しその方の介護を担当するうちに、
実は耳が遠いことと私自身が話すときに早口になってしまうクセがあったことで、
そもそも何を言っているかということがうまく伝わっていなかったようです。

ようやく本音を聞くことができたのはかなりあとのことで、
やはり若い人の会話はスピードが早すぎてついていけないということを漏らしていました。

耳が遠いということもあるため、介護をするときには会話のスピードをかなり落とすようにするとともに、
はっきりとした口調ですることが大切なのだとその時初めて学びました。

もしそれでも話がうまく伝わらないというときには、本格的に何らかの症状が耳に起きていることもあります。
難聴は老化現象でもかなり一般的なものですが、耳鼻科を受診することでさらなる悪化をさけたり、
日常生活を送るときに支障がないようにするための方法を提案してもらえたりします。

介護を受ける相手に難聴が疑われるときには、介護を担当する人間としてもその症状をしっかりと把握し、
むしろ積極的に耳が遠くても大丈夫なように環境を作っていかなければなりません。