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どんなことをするの?

ボランティア活動の中でも、最も人手不足とされているのが介護の現場でのボランティアです。
老人介護施設では待機老人を含めてかなりの人数が介護を必要としていますが、
内部の職員のみでは細かい配慮をすることが難しいというのが実情です。

そこで、定期的にボランティアとして介護活動を補助する人が募集されています。
介護現場へのボランティアでは、慰労のための演劇や音楽演奏といったこともありますが、
一般的には最も多いのは介護の補助などをするという活動です。

介護の現場は大変と言われていますが、訪れるボランティアの多くは実際に来てみて
その本当に大変な部分について実感として理解ができたということもよくあります。
介護の現場において大切なのは、一方的に介護を行うのではなく、
相手の立場にたって提案や介護を行なっていくということです。

介護の現場でのボランティアでは、ケアマネージャーなど実際に勤務をする責任者の指示に
従っての行動をとっていきます。ケアマネージャーは介護に関わる広い知識と経験を持った人であり、
介護を受ける側の人にとってどのような介護方法が最も有効であるかを適切に提案してくれます。

介護ボランティアで学べること

ケアマネージャーとして活躍する人は、介護を受ける人が日常生活で感じている不自由は
どこにあるかということを考え、そこからどのような方法が適切かを考えます。

実際にあったことで言うと、ボランティアに慣れていない人が介護を担当したとき、
うまく歩くことができない高齢者の方に対して、足の動かし方を細かく指示して
歩行をさせようとするということがありました。

しかし高齢者は一人ひとり、それぞれそれまで当たり前のようにしてきた反復動作というものがあるため、
それをいきなり全く別の動作で行うように言われてもうまく反応することができません。

介護の現場に長くいると、その人がそれまでどんな生活をしてきたかやクセを持っているかということが
わかってくるので、そこからそういう介護の指示が適切かがわかってきます。介護の現場のボランティアを経験してみると、
住宅や市内で高齢者にとって過ごしにくい場所がどこであるかということがわかってきます。

いずれ自分の両親などを介護する必要が生じてくる可能性もあり、
ボランティアとして一度現場を経験してみるとかなり将来のための参考になることでしょう。
ボランティア未経験の人でも気軽に参加がしやすい業務なので、ぜひ積極的に参加してみてください。